2019年度 午後Ⅱ

問8ITIL 2011 editionによれば,サプライヤをカテゴリ化するに当たっては,サプライヤの利用に関連する“リスクとインパクト”,及び事業に対するサプライヤとそのサービスの“価値と重要性”に着目する方法がある。“リスクとインパクト”と“価値と重要性”を評価して,サプライヤを彼ごり①~④に分けた図の,カテゴリ④を説明するものはどれか。
  1. 運用上の製品,又はサービスのサプライヤに対して,下級運用マネジメントによって管理するカテゴリである。
  2. 顕著な商業活動及び事業のやり取りがあり,中級マネジメントが関与するカテゴリである。
  3. 長期的な計画を促進するために,戦略の機密情報を共有する上級マネジメントが関与するカテゴリである。
  4. 比較的容易に代替ソーシングされ得る,価値が低く容易に入手できる製品とサービスを提供するサプライヤに対するカテゴリである。
解答欄
問8

答え. ウ

サプライヤのカテゴリ化とは、サプライヤ管理において、安定したサービス提供や事業運営にとって重要なサプライヤを識別するため、サプライヤをカテゴリ化することである。その際、サプライヤの利用に関連する“リスクとインパクト”と、事業に対するサプライヤとそのサービスの“価値と重要性”に着目して、サプライヤを次の4つのカテゴリに分類する。

  • 戦略的なサプライヤ
    事業にとって重要であり、かつ他社では代替が困難なサービスや製品を提供しているサプライヤ。長期的な計画を促進するため、戦略の機密情報を共有する上級マネジメントが関与する。
  • 戦術的なサプライヤ
    事業にとって重要か、または他社では代替が困難なサービスを提供しているサプライヤ。サービス提供者と事業上のやり取りを頻繁にしており、中級マネジメントが関与する。
  • 運用上のサプライヤ
    戦術的ではないが、コモディティでもないサプライヤ。下級運用マネジメントが関与する。
  • コモディティ化されているサプライヤ
    比較的容易に代替可能な、容易に入手できる製品、サービスを提供するサプライヤ。

したがって、カテゴリ④の説明としては「長期的な計画を促進するために,戦略の機密情報を共有する上級マネジメントが関与するカテゴリである。」が適切である。